いま問題のヤミ金の形
ヤミ金のなかでも、消費者が引っかかってしまいやすい問題となっている業者は、都(1)=「トイチ」と呼ばれる業者です。
トイチといえば、以前は、10日で1割の利息を取る違法高利貸しのことでしたが、最近はその意味が変わってきています。
都(1)とは、貸金業者の登録番号を示しています。消費者金融などの貸金業者が営業活動を行うためには、本店所在地を管轄する財務局に登録しなければなりません。都(1)ということは、東京都の登録業者ということです。
( )内の数字は、登録後の更新回数を示しています。貸金業者の登録は3年ごとに更新しなければなりません。つまり、登録して3年以内だと(1)、6年以内だと(2)、9年以内は(3)となるわけです。長く消費者金融業を続けているならば3年ごとに数字がどんどん高くなります。
この数字が(1)ということは、3年以内の新規業者となる訳ですが、このなかの少なくない業者が、すぐに廃業して、別会社でまた新規登録しています。こういうところはヤミ金の一種です。
なぜそんなことをするのかといいますと、雑誌や新聞で広告を出すことが出来るのは、登録業者に限られるからです。雑誌や新聞に広告を掲載することで信頼感を増し、かつ多くの借り手を集めようというのです。
貸したあとはヤミ金の顔をのぞかせます。で、法的に問題になる前に廃業して、借り手のことはそのまま追い続けるのです。そしてまた並行して新会社を登録させ、同じ手口を繰り返します。
登録番号は、雑誌広告や新聞の広告などのはじに記載されています。申し込もうとする前に必ずこの番号をチェックして、借りるならば( )内の番号の大きなところにしてください。
ちなみに業者数は東京が圧倒的に多いので「都(1)」に注目していますが、これは他の地域でも言えることですのでご注意ください。
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