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ローンの返済方法(種類)


check.red.png 元利均等返済方式

元利均等返済方式は、銀行のローンなどで採用されている金利計算の方法とその返済の方式となっています。銀行からお金をかりると、銀行も商売なのでタダでお金を貸してくれるわけではなく、銀行の儲けとして金利をつけてお金を貸しています。

金利は、日銀が示す長期プライムレートと短期プライムレートを参考に指標を示すことになり、住宅ローンなどの長期ローンの場合は長期プライムレートを適用することが多くありましたが、近年においては、住宅ローンにおいても変動金利とするケースが多くなったため、短期プライムレートを適用し3年から5年のスパンで金利の見直しを図っています。

金利は、年間で金利となっており、利息を計算するうえで重要なポイントとなります。利息は、現在の借入額に年間の金利を算出して割り当あてられた金利から利息額を求めることになります。

元利均等返済方式は、ローンの元金に利息額を足し合わせたものが返済する総額となり、この額を5年や10年、20年の借入期間を定めて分割して返済していくものとなります。元利均等返済方式は、月々の返済額がある程度、固定された額となりますので、返済額と返済月数からローンの残高が後どれだけあるのがおおよその見当がつけやすくなります。
借金返済シミュレーション ローン返済シミュレーション

元利均等返済方式では、ローンの借入期間が長くなるほど、それだけ利息がかかることになりますので、ローンの借入期間を短くすることで利息は少なくなりますが、月々の返済額が上がってしまいますので、負担が重くなってしまいます。


check.red.png 元金均等返済方式

元金均等返済方式は、ローンで借入した現金に対する金利の利息を毎月締日に精査する方式となっています。元金均等返済方式を採用する金融機関は、利用者にわかりづらいこともあり、採用する金融機関は少ないのですが、過去に住宅金融公庫のゆとり返済で採用されていました。

通常の元金均等返済方式は、元金については返済回数に対する均等額の返済としますが、利息については借入残高に対する利率を計算したうえで、元金にあたる返済金額と合わせた額を月次及びボーナス返済に充てることになります。このため、元利均等返済方式では、借入の当初から完済までの間は返済額が一定になりますが、元金均等返済方式は、返済するにつれて返済額が減っていくものとなります。

この場合、元利均等返済よりも元金均等返済方式のほうが返済負担は大きくなりますが、返済期間を短くできることと比較的大きな借入を行うことができるものとなりますので、無理して住宅ローンを組むうえに住宅に対する欲がでてしまい、ついつい予算よりも高額な住宅ローンを組むことが多く見られました。さらに、住宅金融公庫では収入の低い若い世代向けに、この元金均等返済の逆の方式を採用したゆとり返済の商品を販売し、瞬く間もなく多くの人がゆとり返済を利用することになりました。

ゆとり返済は、先ほどの元金均等返済方式の逆の方式で、借入当初は、返済額を低くすることで返済負担を軽くし、返済するにつれて利息分を逆の方式で計算するため返済額が高くなっていくものでした。


check.red.png 元金定額リボルビング方式

元金定額リボルビング返済方式は、ローンの返済にリボルビングとあるので、クレジットカード払いの分割払いの間違いでないかと思う人もあるのではないでしょうか。確かに、クレジットカード払いにおける分割払いをリボルビング払いと呼んでおり、クレジットカード払いが定着した現在において、リボルビングとあれば勘違いするのも無理はありません。

では、リボルビングとは普段クレジットカードを使うときに何気なく使っている言葉ですが、本来の意味を理解していることは少ないのではないでしょうか。リボルビングは、分割を意味し、リボルビング払いとクレジットカード払いではよく行っていますが、俗にいう分割払いということになります。では、元金定額リボルビング返済方式は、ローンを組むときに予め返済の回数を決めておく方式となります。

返済の回数が少なければ、早くローンを返済することができますが、1回あたりの返済額が高くなりますので、高額のローンの場合では返済の負担が大きくなってしまいます借金返済シュミレーション ローン返済シュミレーション。また、逆に返済回数を多くすることで、1回あたりの返済額は少なくなりますが、返済期間が長くなるということと、それだけ利息がかかってきますので、ローンの元金に対して総返済額が高くなってしまいます。

元金定額リボルビング返済は、自動車の購入資金としてマイカーローンを組んだ経験がある人であれば、マイカーローンの返済がこの元金定額リボルビング返済となっていることに気が付く人もあるのではないでしょうか。


check.red.png 元利定率リボルビング方式

元利定率リボルビング返済は、今ではこの返済方法を採用する銀行や消費者金融などのローン会社は少なくなっていますが、過去には消費者金融の前進であるサラリーマン金融の多くが採用していた返済方法となっています。

ただ、現在でもヤミ金と呼ばれる貸金業としての許可を得ていないウラの貸金業者が、元金定率リボルビングを悪用して返済を迫るようなことがありますので、この元利定率リボルビング返済の方法と仕組みを理解しておく必要があります。元利定率リボルビング返済は、締め日ごとに借入残高を精査していき、そのうえでその借入残高対して金利に定率をかけることにより、返済する額を確定させるものとなります。

元利定率リボルビング返済に対する定率は、ローン契約時において契約賜与の約定に基づいて定率を定める仕組みとなさっています。定率を低くすることで毎月の返済額を少なくすることができるので、高額ローンの場合において定率を小さくできるメリットがありのす。

ただ、定率を低くしてももともとの金利が定められていますので、その分返済期間が長くなってしまいます。また、悪質な貸金業者になると高金利での貸付を覆い隠すように、元利定率リボルビング返済の定率を金利と偽り、あたかも低い金利かのように貸付することがあるようです。さらには、勘のいい人は気が付いた人もあるかと思いますが、元利定率リボルビング返済の場合、完済しない限り返済が永久に続いてしまうことになってしまいます。


check.red.png 残高スライドリボルビング方式

残高スライドリボルビング方式は、多くの銀行カードローンや消費者金融のキャッシングローンで採用するローンの返済方式となっていますので、残高スライドリボルビング返済を何かで知った人も多いのではないでしょうか。

カードローンやキャッシングの特徴として、契約時に決めた利用限度額内であれば何度でもローンを使うことができるものとなっています。しかし、住宅ローンや他の目的ローンにおいては一つの契約内でのローンに対して使えるのは原則1回となり、追加でローンができることはごくまれのことになります。このため、ローン返済中においてローン残高が減ることはあっても増えることは原則、ありえないことになります。

しかし、カードローンの場合では利用限度額内であれば何度でもローンを使うことができるため、返済の途中でローン残高が増減することになります。このため、カードローンの返済方法として返済回数を特に定めずに、毎月ごとにローン残高を精査したうえで返済する額を確定してくものとなります。当然、利用限度額内であれば何度でもローンを使うことができますので、ローン残高が減った段階であらためてローンを使うことで、再びローン残高が増加することになりますので返済とローンが繰り返されることになります。

ローン会社にしてみれば、ローンを繰り返し使ってくれる客は儲けの対象となり、ローンを繰り返すことで利息が入る期間がそれだけ長くなることになります。


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